先日 劇的ビフォーアフターの出演された先生のセミナーを聴く機会がありました。
来週の5月17日(日)放送される本間貴史先生です。
テレビの放送内容は明らかにされませんでしたが、番組の裏情報など大変な撮影の苦労があるんだなとお話をお聴きして感じました。
それよりも一番頭に残ったものが私がこれから取り組もうと考え始めたことが既になさっており、想像以上のことをされていたのでビックリしたのです!!
100年の住まいができる家
スケルトン(構造体)/インフィル(内装)を木造で実現していらっしゃってそれが6.37m飛ばして設計されていたことでした。
*飛ばすとはその距離を柱を入れないで梁だけで持たせるということです。
私自身では5.46mまで飛ばして設計したことはありましたが、また0.91m飛ばして設計した内容がすばらしい。
これが後に間仕切りを自由自在に変化できる構造躯体(スケルトン)の骨組みであります。
ここがうまく設計できれば25年ごとに立て替えることなく間取りを変えられることが可能になります。
また耐震性も現在の建築基準法の1.5倍の壁倍率を実現して実行しているため優れています。
構造計算もしなければなりませんが、専門職として未来を見据えた設計であると思います。
平均建て替えが26年という短い年月のサイクルである日本の建物をこれから100年以上のサイクルに変えていくビジョンを現実化し、かつ構造も強いという優れた内容でした。
私自身のポリシーも先生とかぶっていたのでこれからお手本として勉強して、私の目指す‘設計事務所の内蔵型‘工務店という『地域に密着を第一に』としてアフターフォローの徹底した会社づくりをしていきたいと思います。
他にもありますが、すべてにおいて先行したすばらしい先生でした。
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